選ぶ方とチタン製包丁

1、包丁の選び方と貝印について

包丁を選ぶ時重視するのは切れ味と言います。
しかし、切れ味と言うのは実際使って見ないことには解りません。
インターネットの中には、色々な人が、包丁の選び方などを紹介していますが、良いとされる品物の切れ味は良く、このような商品であればお勧めできるという形で紹介している事が多いものです。
中には高価なものもありますし、低価格で購入出来るものもあります。
しかし、切れ味を維持するのは日頃のメンテナンスであり、どんなに優れた包丁でも、メンテナンスフリーとはいかないのです。
そのため、選び方の基準の後には、どのようにしてメンテナンスを行えば良いのかを調べておく事が大切です。
包丁にはステンレス製の物が多くあります。
ステンレスと言うのは、錆がこないという特徴がありますが、使った後は汚れをしっかり落とし、乾いた布を使って水分を取り去る事が大切です。
日々のメンテナンスをきちんと行う事で、長く使う事が出来ると言う事です。
包丁は、食材の皮むきとしても利用していく道具ですが、これは皮を剥くための専用の道具を利用しても良いわけです。
これは、ピラーと呼ばれる道具で、大体どの家庭にも1つは持っているのではないでしょうか。
ピラーの中でも、貝印の品物は切れ味がとてもよいという評判があります。
但し、ピラーと言うのは包丁とは異なり、研ぐのが大変ですので、切れ味が悪くなった場合には買い直す事になります。
また、貝印のピラーは切れ味が良いことからも、このメーカーの包丁も切れ味がよく、選択肢の一つとして考えておくのも良いのです。
因みに、1本数万円もするような包丁があります。
これは業務用として利用するだけではなく、普通の家庭でも使う事が出来る品物です。
大切に使えば一生涯利用する事が出来ると言われていますが、これはきちんとメンテナンスを行った場合の話しです。
尚、このようなタイプは、本刃付けが行われていませんので、購入した後は自ら研ぐことで使えるようになると言う特殊なものでもあるのです。

2、チタン製包丁の特長を把握した選び方

チタン製包丁の特長は、まず何と言っても特筆すべきことは光触媒の効果があるため、他の鋼製で感じられるような独特の金属臭が全くありません。
そのため、食材に臭いがつくことを気にしなくて良いので、食材そのものの美味しさを損なう恐れがありません。
特にお刺身のような素材では、金属臭を嫌がる方もいますのでそのような場合には最適です。
また、お手入れが手軽なのも特長です。
熱湯消毒するなどの必要がなくて、常に清潔さを保っておけるので、鋼製のように水分から来る錆防止のために水分を拭って乾燥をしっかりさせて置かなければならない手間がかかりません。
使用後のお入れも簡単そのものです。
そして、市販の簡易研ぎ器であればチタン製包丁は、どんなものでも砥げます。
砥石を使える方は、砥石でももちろん可能です。
また、摩耗率も少なく切れ味を保持する性能が、従来の包丁に比べると何倍も高いことも証明されています。
この包丁を持ってみてすぐに体感できるのが、一般的なステンレス包丁などの重さにに比べると、とても軽いものです。
概ね半分の重さのものが多く出回っています。
ですので、購入する際に、重さが気になっている方は、チタン製包丁を検討されると良いでしょう。
軽い特長があるので、長時間料理をされる方でも手や手首、上肢に負荷がかかりにくくなっています。
また、高齢者や病気などで握力が弱って来ていると感じる方にも最適です。
しかも、この包丁は、ステンレス製や鋼製などの一般的なものと同様の感覚で使えるので、馴染みやすさもあります。
選び方として、抑えておきたいのは、金属臭を避けたい方、衛生面をしっかりと保ちたい方、簡単なお手入れで調理を可能にしたい方、重さを出来るだけ軽い物を使いたい方、長い時間調理をする用途で使用される方、握力が弱いと思われる方などに適しています。
このようなチタン製包丁の特長や利点をしっかり把握した上で、用途や目的に応じたお好みの商品を選んでみましょう。